最初から中途半端とわかっている商品はどうかと思う。

日本経済新聞電子版 H25.7.2
大日本印刷、電子書籍搭載済みの端末を開発

 大日本印刷は特定の電子書籍をあらかじめ搭載した読書専用端末を開発した。今秋から出版社向けに提供し、出版社は著名作家の全集や漫画の全巻など数十冊分を収録した形で販売する。消費者にまとめ買いを促し、電子書籍に対する高齢者などの需要を新たに開拓する。

 開発した端末は紙の書籍で買いそろえるとかさばる全集やシリーズものの作品での利用を想定。あらかじめ特定の電子書籍を搭載し、電子書籍端末のようにインターネット経由で電子書籍を買い足すことはできない仕組みにする。端末の大きさは一般的な電子書籍端末とほぼ同じにした。

 第1弾として、夏目漱石や森鴎外の著名作品集やライトノベルと呼ばれる若者向け小説の「涼宮ハルヒの憂鬱」、子供向け漫画の「ケロロ軍曹」などの専用端末が発売される見通し。価格は紙の書籍を購入した場合と同程度になるとみられる。



最初から本が収録されており、後から追加の出来ない電子書籍端末。

確かにコンパクトで、お値段も紙の書籍を購入したのと変わらないのならば、アリかもしれない。

しかし、一部の人にしか売れないだろうなあ。

だいたい、「全集」を買う度に電子書籍が増えていく、というのは如何なものか?

タブレット端末やスマートフォンで電子書籍が気軽に読めるようになり、専用の電子書籍端末は苦戦していると聞きます。
そういう状況の中での、ニッチ層を狙っての企画がこの商品なのでしょうが、本来の電子書籍の魅力の一部(気軽に新しい書籍を追加できる)が失われているというのは残念です。

できれば、追加料金を支払うことで拡張できるという要素は持たせて欲しいところです。
スポンサーサイト

テーマ : 電子書籍
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

電子書籍については、フォーマットやサービスが乱立しすぎて、全くもってユーザーのことを考えていない。

ボクは転勤が多いため引越しのたびに本の整理でいつも苦労しているが、電子書籍で一つにまとめることが出来たらどんなに便利か。

しかし、iBooksやKindle含め決め手に欠ける。
互換性があればいいのだが、それぞれの業者にはそれぞれの事情があるのでそうもいかないんでしょう。

それにしてもこの記事にある買い足すことが出来ない電子書籍に一体何の意味があるんでしょうね。

ravfour様、こんばんは。
コメントありがとうございます。

電子書籍の乱立状態、困った物です。
ちなみに、私のiPhoneにはiBooksをはじめ7つの電子書籍リーダーを入れております。
品揃えの関係でこうなってしまいました。

互換性が無いのはこの際仕方が無いとしても、電子書籍事業撤退の折は、基本的に別のリーダーに蔵書を移管できるサービスがあっても良いと思うのですが。
(品揃えの関係で、100%引き継ぐのは無理でしょうけどね)

今回の大日本印刷の電子書籍端末。
結局、自分で書籍を追加できない方のための、ニッチな商品ですね。
適切な表現かどうかはわかりませんが、「らくらく携帯」以上にニッチだと思います。
販売開始しても、そう長続きはしないでしょうね。
プロフィール

愚夫愚父(@gf2chan)

Author:愚夫愚父(@gf2chan)
大阪府在住40代オジサンです。
日々いろいろありますが、
ブログくらいはまったりと。

※※※※※※※※※※※※※※※※
諸般の事情により、
新規記事のコメント欄は
閉鎖させていただいております。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
Twitter
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる