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有栖川有栖「幻坂」。

12月4日、有栖川有栖著「幻坂」を読み終えました。


幻坂 (幽BOOKS)幻坂 (幽BOOKS)
(2013/04/12)
有栖川有栖

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幼い頃、清水坂でよく遊んだ幼いヒナちゃん。不慮の事故で亡くなったヒナちゃんを偲んで、清水坂を通る人に語りかける。坂の傍らにはあのころと同じ、山茶花が咲いています。ーー「清水坂」
作家志望の美咲と愛染坂で会い、恋仲になるが、新作に苦悩する新進作家の私。いつしか二人の関係に亀裂が入り・・・。亡くなった美咲の四十九日に愛染坂で再び二人は会えるのか…切ない悲恋を描いた「愛染坂」。
七坂を舞台に歴史的因縁や文化的背景を織り交ぜながら、大阪の人々をリアルに叙情的に描いた傑作9編。
傑作と話題沸騰の、大阪で頓死したといわれる芭蕉の最期を怪談に昇華した「枯野」。怪談雑誌『幽』に連載された8篇に加え、難波の夕陽に心奪われた平安時代の歌人・藤原家隆の終焉の地となった「夕陽庵」を悠久の歴史とともに描いた書き下ろし傑作。
(Amazon.co.jpより)




メディアファクトリー社から発刊の「幽BOOKS」の一冊。

「幽BOOKS」の有栖川作品では「赤い月、廃駅の上に」に続く作品となりますが、。(既に文庫化)

赤い月、廃駅の上に (角川文庫)赤い月、廃駅の上に (角川文庫)
(2012/09/25)
有栖川 有栖

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前作が鉄道をモチーフとしたホラーであったのに対し、本作は大阪市天王寺区の「天王寺七坂」を舞台とする幻想的な怪談、と言えば良いのでしょうか。

背筋が寒くなるような怖いお話もありますが、どちらかと言えば、この世とあの世に架けられた儚い橋のごとき、切ない物語の方が印象的ですね。

前作のようなガツンとくるホラーを予想していると肩すかしを食らったような気分になりますが、登場人物達の掘り下げられた心理描写は、それぞれが短編で有りながらも深く感じ入り共感するものもあったりして。


天王寺界隈の詳細な描写に、有栖川氏のこの地への深い思い入れを感じました。
有栖川氏の他の作品にも天王寺区はよく登場しますね。

実は私の通学していた高校は天王寺区内に有り、有栖川氏はそのOBであったりします。
(ちなみに大学も同じ。世代が違うので、当然お会いしたことはありませんが)

というわけで、私も「天王寺七坂」には馴染みがあります。
とは言えど、一つ一つの坂の名前までは記憶しておりませんでした。

本作を読み終え、改めて七坂めぐりをしてみようかなという気分になりましたね。
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テーマ : 読書感想
ジャンル : 小説・文学

tag : 読書

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